兵庫陶芸美術館で「陶磁器、ええやん」となった
こんにちは、ウマーニャ(@umanyablog)です。
急にめちゃくちゃ陶芸を見たくなって、兵庫陶芸博物館に行ってきました。
兵庫陶芸美術館は篠山市にある、県内産の陶磁器を中心に古陶磁器から現代世界陶芸まで幅広く展示している美術館です。
アクセス
地図を見ると完全に田舎ですね。
最寄駅は相野駅です。大阪や神戸市内からは、阪急で宝塚まで行きJR宝塚線(福知山線)に乗り換えるのが安いです。
相野駅から美術館まではバスで15分、片道300円なのですが、平日は往路5本、復路4本しかバスがありません。土日祝はそれぞれ3本ずつ増発されます。
バスを降りるとき、乗客のおじいさんに「降りる客がいること」と「若いのに陶芸を見に行くこと」の両方で驚かれました。
バス停の目の前が美術館のエントランスです。
……人が全くいない!
この日(7/13)は平日ではありましたが、兵庫県政150周年記念事業として美術館の無料開放日でした。
それでこの閑散さ……
今の内に来ておいて良かったな〜
建物や庭はとても綺麗で気持ちがいいです。
展示
館内にはご老人が数名。60歳未満は私だけでした。
展示室は2階に2室、1階に2室、地下に1室の合計5室あります。
そのうち1階の3番展示室「丹波焼の世界(常設展)」のみ撮影可能でした。
特別展の『ひょうごのやきもの150年』は古いものから去年の作品まで精緻な絵や構造を持った美しい作品が多く、美術に疎い私でも心から楽しむことができました。
ポスター下段中央右の 市野雅彦『響き 2012』(2012)や、 下段右端の重松あゆみ『Aqua Pink』(2010)は、見ていて官能的な美しさを感じました。生で見るとテクスチャがエロいんですよね(個人の感想です)。手で触れたかったですがグッと我慢しました。作品はお触りNGなので気を付けましょう。
他にも1.8×1mぐらいある湯飲み(?)や直径1.5mぐらいある皿などもあり、「湯飲みのオバケや!」「皿のオバケや!」とテンションが上がりました。
感想
実際に行って、見て、私が感じた陶器の魅力は「グッとくるポイントが多いから私のような初心者にもわかりやすい、面白い」ということです。
色、形、大きさ、絵や構造の精巧さは一目で美しさや凄さがわかりますし、産地や作者の知識がなくても楽しめました(知ればより楽しむことができると思います)。
レストランも併設されており、篠山の自然を眺めながら食事ができます。今回はバスの時間的に断念し、代わりに『黒豆もなか』を食べました。中に黒豆アイスと煮豆が入っていて、かなり美味しかったです。『もなか』のフォントがいい味出してますね。
帰りは寝たかったので、三田駅から三宮までの直通バスで帰りました。
交通の便は悪いですが、行く価値あると思います。
近隣では陶器づくり体験もできるらしいので、家族や友達と行くのも良さそうです。三田のアウトレット行くついでにでもぜひ。陶磁器を愛でましょう。